ニジマス
（虹鱒、Oncorhynchus mykiss、Rainbow trout）
静岡県のニジマス養殖は、昭和11年（1936年）の県営富士養鱒場竣工より始まり、現在では全国でニジマスの生産量トップを誇る養鱒産業の集積地となっています。富士養鱒漁業協同組合は、昭和25年（1950年）に設立した静岡県下のニジマスなどの養殖経営体を組合員とする養鱒業のプロ組織です。
そのプロ達によって作られた、富士山系や伊豆天城山系などの清らかな冷水で養殖されたニジマスは絶品であり、水揚げされたばかりの新鮮な状態で全国各地にお届けするため、川魚特有のクセも少なく、淡白で非常に食べやすくて美味しい魚です。
食べ方は、シンプルに塩焼きでも美味しいですが、燻製、甘露煮、から揚げ、一夜干しなど様々な料理にしても美味しく食べられます。
「富士山の湧水が育てた大々鱒 紅富士」
現在では、昨今のニーズ多様性・変化にあわせ、高品質な規格を最大の特徴とする、富士宮市のニジマスを牽引する新たなプレミアムブランドトラウトである「富士山の湧水が育てた大々鱒 紅富士」（通称：紅富士、紅富士サーモン）の生産・出荷を行っております。
名前の由来は、体側を走る綺麗な紅色帯と鮮やかな身色、富士の名に恥じない大きさによるものです。
2013年より、組合員、弊漁協、静岡県水産・海洋技術研究所富士養鱒場を委員とする検討会で「養殖管理指針」及び「養殖管理マニュアル」を定め、より高品質かつ安定的な供給を実現しています。
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